日工セミナー2019「微小流量計測の動向と選定事例」で講師を務めます!
マスフロー千夜一夜物語<質量流量計の基礎>の連載にてお世話になっている日本工業出版(株)主催の 日工セミナー2019「微小流量計測の動向と選定事例」 で、微小流量向け質量流用計解説のお時間を頂き、講師を務めさせていただく事になりました。
最新更新分はここから↓
マスフロー千夜一夜物語<質量流量計の基礎>の連載にてお世話になっている日本工業出版(株)主催の 日工セミナー2019「微小流量計測の動向と選定事例」 で、微小流量向け質量流用計解説のお時間を頂き、講師を務めさせていただく事になりました。
超音波とは「周波数が2万ヘルツ以上の、人間の耳には音として聞こえない周波数をもつ音波」のことですね?
これを利用した流量計が超音波式流量計です。
流れの中に翼車をおくと、流速にほぼ比例した速度で回転します。
この回転数を検出して流量を求めるのがタービン式流量計です。
渦式流量計は、管流路に置かれた渦発生体から生じるカルマン渦のストローハル数を利用するので、カルマン渦流量計 とも呼ばれます。
(カルマン渦流はT・フォン・カルマン博士の命名です。)
差圧式流量計に関しては、圧力式マスフロー(MFCとMFMの総称)として、この連載でも解説しています。
測定原理はベルヌーイの定理 を基本として導き出されます。
ベルヌーイの定理とは エネルギー保存則のことです。
面積式流量計は、流量計の入門器であり、元祖的な扱いを受けることが多い流量計です。
一般的には面積式と呼ばれることは少なく、フロート式流量計、ガラス管流量計、フローメーター、パージメーター等、多彩な呼称で呼ばれることが多いですね。
流量を測定する目的で使用されるのが「流量計」ですが、そもそも流量自体は物理標準ではないので、流れを支配する一つ、または複数のパラメータを計って、そこから流量値へ変換するものが「流量計」だと言えます。
さて、今回からマスフローコントローラ(MFC)、マスフローメータ(MFM)の属する質量流量計=熱式流量計以外の流量測定方式に関してお話をしましょう。
その前に今回はまず大原則である「流量」というものに関するお話から始めます。
EZ-Japanは8/10(土)から18(日)まで夏季休暇を頂いております。
Decoは特定のフィールドバスや産業用イーサーネットの推進論者でも、逆にアンチでもありません。
おそらくマスフローメーカーや関係者のほとんどが同じく中立位置だと思います。