微小流量マスフローでお悩みでしたら・・・

最近EZ-Japanにフルスケール(FS)が数SCCM(mL/min)レベルの微小流量マスフローコントローラ(MFC)&マスフローメータ(MFM)に関するお問い合わせ、ご相談が増えています。

"今まで作ってくれていたMFCメーカーさんが生産中止にしてしまった"

"発注したのだが、納期が過ぎても納入されず、大幅な納期遅延で大問題となっている"

微小流量用マスフローというのはマスフロー全体の需要から行くと1%を切る程度だと思います。

それが立て続けにうちに連絡が入るということは、これは微小流量というジャンルへの供給に問題が生じているのではと思い、色々ヒアリングすると、やはりメーカーさんが敬遠している傾向はあるようです。

そんなお悩みにはBronkhorst HIGH-TECH社のマスフローをご紹介します。

EL-FLOW&EL-FLOW Prestigeシリーズはカタログで普通に最小FS=0.7ml/minと謳っています。

アナログ信号の場合ターンダウンが1:50なので0.7~0.014mL/min(空気、窒素換算)の範囲で流量測定&制御ができるんですね。

ちなみにデジタル信号だと1:150 (EL-FLOW Prestige)です。

これは優れものです。

海外メーカーは・・・と懸念される向きが日本のお客様にはあります。もちろんオランダで製造して送ってくる分のラグはあるのですが、現状国産メーカーの微小流量品の納期から比べたら早く入手できます。

品質を懸念する声もお聞きしますが、上図にありますようにブロンコストは相互承認協定(国際MRA)により米国NISTや日本のNMIJと互換があるオランダのVSLに基づく流量校正を行っておりますのでご安心下さい。 

ブロンコストはISO17025(検査、分析、測定などを行う試験所及び校正業務を行う機関に対する品質要求) を取得したBronkhorst Calibration Centreをグループ内に置く校正事業者としての顔も持つ企業です。

国内メーカーでも校正証明書も付かないようなセンサーを”流量計”と称して販売している企業もあります。そのことの善し悪しではなく測定(Measurement) と計測(Instrumentation)は異なるものであるという認識が曖昧になっているのです

ご相談いただいた方々にはブロンコスト製品をお薦めして、大変喜んでいただいています。

微小流量マスフローでお悩みでしたら、EZ-Japanにご相談下さい。