ブロンコスト EtherNet/IPとModbus TCP/IPに対応が可能に!

2020年04月21日

産業用イーサーネット vs フィールドバスの占有率は2019年段階で以下のようになっています。(HMS社予測値) 

出典:"産業用ネットワーク市場シェア動向 2019"" (HMS 社統計)by Andrea Jacobson | 5 07, 2019 

マスフローコントローラー(MFC)マスフローメーター(MFM)の産業用イーサーネット 及びフィールドバス対応で、先頭を切って走っているブロンコストの現在の対応状況は、2020年4月27日よりEtherNet/IPとModbus TCP/IPに対応が可能になるために、以下になる見込みです。 

<出典:ブロンコスト・ジャパン(株)>

これを先ほどのHMS社のシェア動向予測に当てはめると・・・

このようにシェアで言うと、60%以上に対応している事になるのです。
これはなかなかすごい事です。
ブロンコストは、マスフロー(MFCとMFMの総称)の通信機能をモジュール化することに早くから取り組んでいた事が、功を奏したのでしょうね。 

<出典:ブロンコスト・ジャパン(株)>

産業用ネットワークで何を採用するかは、業界、地域、実績(PLCメーカー)により好みがわかれるところです。
ただ、マスフローの流量測定&制御性能はどのネットワークを選んでも、差はないはずです。
今後はユーザーの多様な要求に応えられる品揃えを持っているか、いないかが、重要な要素になってくるのでしょうね。

EZ-Japan MFCニュース by Deco