この杖を使っていたのは・・・
2024年09月24日
今回は少し箸休めとしてDecoの徒然日記です。
この杖を使っていたのは12年前でした。
2012年9月26日の早朝、目が覚めた際に左手足が動かないことに気がつきました。
これが脳梗塞の一歩手前、一過性脳虚血症と診断され、更に血栓は無くなっているのに左の手足が思うように動かない状況が続くことになりました。
仕事も無くなり、まだ大学に行っている娘がいるのに年末で無職という事態に陥り、人生のどん底に陥った時期の相棒です。
この時、医師に「他の患者さんと比べたら重篤な状態ではないから」の一言にキレた(奮起した)Decoは我流のリハビリを続けました。
成果が出なくても悲観しないこと、決して諦めず毎日続けること、これを頭に置いて、動かない脚をルームバイクのペダルに固定して動く方の脚で漕いだり、左手でゴムチューブを引っ張ったり、ゴムボールを握ったり・・・
幸運なことに1年3か月後にほぼ機能を取り戻すことができました。
これはDecoがたまたまうまくいったのかもしれませんが、リハビリのアドバイスをくれた別の先生が「動かない箇所に"動かないといけないんだ"というメッセージを伝え続ける事が大事。」と言われたことが、その通りだったなと。
3年前の心不全の時のリハビリは、この経験があったので、決して辛くなかったです。
身体が元に戻ったから言えることなのですが、良い経験をしたものだと・・・
やはり「諦めたらそこでゲームセット」なんですね。
EZ-Japan "Deco" こと 黒田 誠